保育目標
キッズラボの大切にしていること3つ
1.一人ひとりの個性を認め自己肯定感をはぐくむ
生涯を通し、最も大切で全ての力の源泉になるもの。
それが、自己肯定感だと私たちは考えます。
新しいことや少し難しいことにも挑戦する意欲につながる力。
うまくいかない時や苦しい時も「大丈夫」と自分を信じる力。
失敗や自分の弱さを受け止め、乗り切る力。
他者を信じ、信じあえる関係を造る力…。
そんな『生きる力』の土台となる自己肯定感は、ありのままの姿で認められ、尊重され、愛される日常で育まれます。
私たちは、一人ひとりの姿を個性として認め、園全体で愛情をもってその育ちを支えます。
2.原体験を通じて豊かに生きる力の基礎をつくる
人はなにかを考えたり、興味関心や意欲を抱くとき、それまでの経験が土台となるもの。
様々な体験を重ねることは、小学校以降の学びで、近年特に取り上げられる「自ら学ぶ姿勢」にもつながります。
原体験は、自ら見て、聞いて、触れて、その刺激から新たな興味を抱き、自ら考え、やってみて、その成功や失敗でまた考える…その繰り返しが五感を使って行われています。
普段の保育のなかにも原体験はあふれていますが、より深く、より豊かな体験を求め『原体験バス』を導入。
子どもたちによる話し合いで行き先を決め、自然のなかでおもいきり原体験を楽しんでいます。
自分でやりたいことを見つけ、方法を考え、やってみる。
たくさんの失敗と、成功した達成感、共に喜ぶ仲間の存在。
『生きる力』の基礎となる、その経験を数多く重ねていきます。
3.自分のことば・意志で自分を表現する力をやしなう
自己肯定感が育まれる環境で、多くの原体験を経験すること。
それは、自分のありのままを表現できることにつながります。
子どもたち一人ひとりが自分らしく生きるためには、自分がやりたいこと・自分の想いを、自分の言葉で言えることがその第一歩となるでしょう。
そのためには、周囲との関わり(他者との関わり…他者との認めあい、コミュニケーションなど)が不可欠です。
自分の素直な気持ちと行動が一致して、はじめて周囲のなかで実現につながっていきます。
キッズラボでは、子どもたちで原体験バスでの行き先や行事を考えるなど、自分の意志で行動する機会、話し合う機会を多く取り入れています。
子どもたちの発案を最大限叶えるべく、職員はその都度頭を悩ませ、知恵を寄せ合い、子どもたちの努力やチャレンジを大切にしています。