(続きです) 子どもたちが元気に登園してくる中、事務所のカゴの中でついに「その時」がやってきました。ゆっくりと殻を脱ぎ捨て、黒く鮮やかな羽を広げ始めたアゲハチョウ。



静かにその様子を見守りながらも子どもたちはお散歩へ。
プルプルと羽を震わせ、空へ飛び立つ準備をする姿は、力強い生命のエネルギーに満ち溢れています。
ちょうど散歩から戻ってきたころには羽もしっかりと乾いていたので、屋上園庭で「いってらっしゃい!」と放しました。春の青空へ高く、高く舞い上がる姿に、子どもたちからは歓声が上がります。まるで卒園したお兄さん・お姉さんの門出を祝っているかのようでした。



カゴの中には、まだ2羽の蛹が眠っています。この子たちもきっと、自分たちのタイミングで素敵な羽を広げてくれることでしょう。 アゲハさん、あきらめずに冬を越えて、素敵な感動をありがとう!

